苦しみから逃げてたら、一番苦しい道で戦わざるを得なかった男のバカ話➖苦バカkurubaka➖

略して、『苦バカ(くるバカ)』。笑ってやってくれると、学んで先に進んでくれると嬉しいです。

20歳の時に気づいていれば、人生無双になっていたかもしれない3つの力の話

2021年3月末。いよいよ新生活が始まる。

ワクワクしているだろうか。モヤモヤしているだろうか。ソワソワしているだろうか。多分、全部だと思う。

私は、上京して家族総出での引っ越しが終わった後、ひとり東京に残り、ワンルームのアパートの布団の上に座って、この混沌とした感情を感じていたはずだ。

なんでもできると思っていた。でも、なにもできないかもしれないとも思っていた。

現在、私は29歳で、この混沌とした時代で20代を過ごしてきた。

貴方に渡せるバトンがあれば、渡したい。受け取るものはお任せする。貴方の人生が豊かになりますように。祈り、文章を書く。 2021年3月27日、鼻をツンと刺す冷たさと、陽だまりの中で。

※以下の内容は、今年4月に大学生になる従兄妹に向けて、今自分が伝えられる最大限をまとめたものです。実際に話した後に気づいたことも、編集して文章に織り込んでおります。

改めて、20歳や18歳のこれから輝く若者に贈るメッセージとして、「人生無双に近づく3つの力」を認識する、理解する、育み始めることをやってみるといいのではと思いここに書く。

まず、この3つの力を説明する前に、この力がいかに重要かを理解するために、結論を急がず、ゆっくり説明していく。とは言ってもこの文章は5分ぐらいで読めてしまうのではと思う。(私は40分ぐらいかけて書いているが笑)

この3つの力、実はほとんどの大人が認識できておらず、よく理解もされていない。できる大人(素敵だなと思う大人)とあの人なんか嫌、あんな大人になりたくないと思う大人を隔てているものにも思う。もし貴方が20歳を過ぎてしまったとしても安心して欲しい。ほとんどの大人がその道の延長線上にいる。その道は、渋滞になっていて、いつでも間に合う。そして、その渋滞の先に、何があるかわからないまま、真面目に、キレイに、お行儀良く人々は並んでいる。ふと周りに目をやると、世界は広がっていて、スポーツカーに乗る人、キャンピングカーでどこか旅に出る人、ジェット機であらゆる地域を行ったり来たりする人、素敵な大人たちも見える。この渋滞の先にこの素敵な未来が待っていたらいいな。そう願う、祈る。

しかし、残念ながらこの渋滞の先は、老人につながっている。老後の人生だ。ついに、ジェット機で飛び回れなかったし、スポーツカーに数日はレンタルか何かで乗れたのかもしれないが、素敵に思えたあの人のように乗り回せていなかった。そして、若い子にはこうしか言えない。「この渋滞は長く苦しいこともある。だけど、悪くないわよ。」と。人は、自分の人生からでしか、モノを言うことができない。渋滞待ちの人生は、渋滞待ちがいかに善いモノであるか、渋滞待ちの暇つぶしの方法、ぐらいがアドバイスの本質になってしまう。渋滞待ちを目指す若者には、金言だが、多くの大人が悩んでいるのは、「私が金言だと思って話している教えが響かない」という。ここまで読んでくれた方は、理解していただけたと思う。

若者はまだ人生に希望を持っているのだ。そして、私はその希望を持った若者が、諦めてしまわぬよう、壁にブチ当たって悔しい思いをしたとして、ラクな渋滞の道を選ばないように、自分の人生という小船の推進力、すなわちオールという武器を授けたいと思う。

私の話は武器、オールだ。知っていれば使える。良くも悪くも使える道具だ。銃と同じで、どう使うかによって、人を殺してしまうこともあれば、人を助けることもできる。自分を殺すこともできる。力とは、道具だ。いざという時に使い、その時まで磨いておく。そして、日頃身につけていることで、貴方の身を守ってくれる。力は、神社のお守りより、ずっと効果のあるお守りになる。

今日、手に入れられるカンタンな力は教えない。難しく一生かけて磨かなければならない力であり、ほとんどの人が認識していない、理解していない、強大な力のタネを教える。この力は、学校では教えてくれなかったかもしれない。一斉によーっいどんで磨くモノではないから、早く磨いていたものが、早く遠くへ行ける。すでに磨きはじめている同年代も、年下の子も少なからずいるということを忘れないでほしい。それを分かった上でなお、自分の人生のオールを磨かず、オールを他人に任せ、渋滞に安易に逃れることを選んでも構わない。私の人生ではない。貴方の人生は、貴方が選ぶべきだ。

前置きが長くなって申し訳ない。本題の「人生無双に近づく3つの力」について列挙していく。

①矛盾する力を受け入れる力

②幻想・虚構・フィクションという力

有機生態系の力

この3つの力に集約してみる。どういう事だろうと、考えて欲しい。想像して欲しい。今日は全ての解説はできない。長い旅になるからだ。しかし、この旅を続けたいと思う。なぜなら、誰かの人生を少しでも前進させるオールになると信じているからだ。約束する。この旅に付き合ってくれたら、きっと私にも貴方にも豊かな未来が待っていると。

他にも大切な力は、無限に存在するのだが、大体は、この3つの力の枝葉に過ぎないと考えている。枝葉はキレイだ。ゆらゆらとそよ風にゆられ、目を奪われる。しかし、それを生み出しているのは幹であるということを忘れてはならない。枝葉を見て、幹のことを考えられるのが本質思考と呼ばれるものだ。これは「①矛盾する力を受け入れる力」で詳しく話せればいいなと思う。

ここまで書いておいて、具体的な話はまた後で、なんてひどいと思うかもしれない。そして私の語り口が生理的にムリと思うかもしれない。その人のために、この考えに至った先人たちの知恵の結晶、本を紹介したい。手っ取り早く知りたい、または私がムリな方、相性が悪そうだなと思った方は、こちらを参考にして欲しい。(ここまで付き合ってくれたことに本当に感謝する。ありがとう。)

①の参考書『あわいの力/安田 登』

 

②の参考書『サピエンス全史・上/ユヴァル・ノア・ハラリ』

 

 

③の参考書『複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち (新潮文庫)/M.ミッチェル ワールドロップ』

 

次回以降の、具体的な話に入る前に私の話を少ししておく。私は20代後半の社会人である。自分で失敗しないと気付かないタチで、バカたれだったので、いくつもの地獄を見てきた。そして、家族や周りの友人、大事な人たちに心配と迷惑をかけてきた。今、文章を書いている2021年3月27日時点で、私は身体と心を壊してしまって、休職中である。そこで地獄を見る日もいく日かあった。人より失敗している分、その時にかけてもらったコトバとか、本とか、音楽とか、色んな救いの手が、よく身に染みていると感じている。だから、私は、この救われた手やバトンを、若い貴方に届けたい。貴方は私のように失敗していないかもしれないが、心のどこかでモヤモヤしながら、押し殺して、新生活に臨もうとしているはず。私も上京した経験があるからよくわかる。

そのモヤモヤから晴らしてくれる最強の方法は、ついに29歳までなかった。ではどうすればいいの?私は思う。答えは全てだ。今、私がこうして文章を書いて、なんとか若き日の自分の向こうにる貴方に伝えようと努力しているのも、今に始まった事ではない。生きてきた中で、その時その時一生懸命考えて生きてきた。そのバトンがあったから、拾い集められて、文章にできて、貴方にバトンがつなげるのだと思う。ここまで読んでくれた貴方にも感謝したいが、過去、死なないで一生懸命生きてくれた若き日の自分にもありがとうと言いたい。

きっと貴方も未来の自分から感謝される日が来るはず。

春の匂いは、毎年、あたたかく、新しい自分を迎え入れてくれる。そんな気がしている。私も始める。貴方も始める。そんな良い季節になればと嬉しいなと思う。

※現在は、だいぶ身体も心も回復しており、2月の中旬ぐらいから、このように文章を書き溜めている。朝日記という習慣をA4ノート3ページを日課にしており、だいぶ溜まってきているのもあり、少しずつタメになりそうな武器をここに紹介しようと思う。仕事復帰するまでの数ヶ月、私は貴方に全力で向き合えたらいいなと思っている。よろしくお願い致します🤗